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高校生インターンシップの受入

県内高校生のインターンシップを地域若者サポートステーション沖縄で受け入れました。

高校生?インターンシップ?サポステは高校在学生はサポートできないんじゃなかったですか?

という声が聞こえてきそうですが、はい、サポートします。できます。
サポステ沖縄は国の事業とは別に、沖縄県の子ども・若者社会参加促進事業を実施しております。この事業は0歳〜39歳までの子ども若者のうち、社会参加に悩んでいる方を支援する事業です。訪問支援もできるので県内でお困りの方を漏れ無くサポートできるんです。

 


さて、10月のある日、沖縄県中部地域のとある高校の教育相談の先生からサポートステーションに連絡がありました。
別室登校している男子生徒のインターンシップを受け入れてくれないかという内容です。お話を詳しく聞くと、本人は将来に向けて学校のインターンシップを強く希望しているが、他の生徒と一緒に参加できなかったのでインターンシップ受け入れ先を探しているということでした。

後日相談員は高校へ訪問し、先生と本人とを交えてお話をしました。別室登校とはいうものの視線はまっすぐに力強さを感じさせます。せっかくのヤル気をどうにかしてサポートしたい!

さっそく相談員はサポステに戻ってどのようにインターンシップの受入を進めるか、ケース会議を行いました。
サポステにはこれまで沢山の地元企業の協力を頂いて、たくさんのジョブトレを行ってきた経験があります。受け入れ体制はバッチリ、できたプログラムが下記の通り。


11月19日(水)
午前:こどもの国ボランティア(クリスマスオーナメント作り・鯉のエサ詰め)
午後:DIY講座(苗置き棚作り)
11月20日(木)
午前:こどもの国ボランティア(丸シール作り・名札作り)
午後:こどもの国ボランティア(万華鏡材料作り)
11月21日(金)
午前:朝食クラブ(きのことさつまいもの黒酢炒め・黒米ごはん・すぶいのスープ・ゴーヤーのツナ和え)
午後:沖縄市NPO団体で犬の散歩

今回のインターンシップにはサポステの他の利用者もジョブトレとして参加していたのですが、本人は物怖じせず、仲間と協力して「お仕事」に取り組むことができました。特に最終日の飲食ジョブトレでのハキハキした対応は忘れられません。無事に終了してホッとしました。
この経験が本人の社会参加にとって有意義なものになりますように!