基礎訓練のインターンシップ先の「ケアコミュニティ三丁目」の様子を、訓練生のJ.O、M.S、K.Y.がお届けします。
ここには、利用者さんが住んでいます。毎日このように分かれている部屋を掃除しています。
ここでは、お風呂に入ったり、トイレをしたり、汚れたシーツを洗ったりしています。 トイレは、五か所あり、ここに三か所、部屋にトイレがある所が2か所あります。
最初に、ベッドを整えます。
このようにベッドの上のものも畳んで見栄えよく整えます。
布団の上が汚れたりするので、コロコロでゴミを取ったりします。
テーブルの上を拭くために準備をしています。
拭くときは、消毒液を使用しています。
下の階では、利用者さんのお風呂後の髪を乾かしたり、水虫とかにならないように足も乾かします。その他に、お茶を用意したり、利用者が眠った布団を畳んだり、利用者の人と一緒にレクをしたりします。他にもいろいろな作業があります。
職場体験の感想
●M.S.
午前は2F、3Fの掃除が主でした。作業が早く終わった場合は1Fに降りて、利用者の方のドライヤーをしたときもありました。
午後は、主に1Fでの作業でしたが、お茶の用意や1F~3Fまでの階段の掃除に、1F のトイレ、くつばこ掃除などをしました。それ以外にも、ご飯を食べるときに使ったエプロンの汚れを水で落として洗濯したり、お茶を片付けて机を布巾で拭いたり、タオルを置き場をきれいに整理したりしました。
2時からはレクの時間なので、寝ている利用者を起こして布団を畳んだり、レクに使う小道具を用意したり、レクをするための場所を準備したりしました。レクは、日によって内容が違い風船バレーや、棒を持って輪っかを隣の人に渡すリレーなどをしました。風船が割れてしまった時は、残りの時間に体操をしたこともありました。
利用者さんの髪を乾かすためにドライヤーをかける時、どのくらいすればいいのかコツがつかめなかった所は反省点です。施設の方々には、作業のやり方を丁寧に教えてもらったおかげで、大きな失敗もなく無事終えることができました。貴重な体験をさせていただき、大変ありがとうございました。
●J.O.
自分にできる作業だからと言って、全部自分でする必要が無いと分かりました。
加減が分からないので、すぐに体力がなくなりました。予定では、8時間ちゃんと働けるのを目指す予定なんですが、道のりは遠いと思いました。
利用者の方と関わるのが、僕にとっては1番の難関でした。こういうのはやっぱり経験していく中でしか、うまくならないものなので、大変だと思いました。
●追記 J.O. 二回目の体験の感想
二回目の体験は、一回目の体験があるので、作業自体はうまくできました。ただ、メンタルが弱いのでそこが一番の課題でした。
作業と同時に利用者さんにも一回目より気を遣うことができました。テレビ番組も利用者さんの見るテレビに変えて暇をしないようにしたり、作業のタイミングもつかめて行動できるようになったので良かったです。
自分はお風呂やトイレを手伝う以外の作業が主だったので、他の人より作業が少ないときもありました。そんな時は、自分のすることを探したり、利用者さんに洗濯物を畳んだり干したりするのをお願いした後に、自分も作業に加わったりしました。
そこでは、背伸びをしないことを理解しました。自分が無理して行動しないで、できないことはできないということをちゃんと理解できた気がします。
急がば回れ、それが一番だと思いました。
●K.Y.
介護の職業体験を通して感じたことは、人と接する時には笑顔を心がける事が、大事なのかじゃないかと思いました。
おじいちゃんも、おばあちゃんも、話す時には、皆笑顔で、私自身もつられてよく笑っていたからです。これからは、コミュニュケーションを取るときには笑顔を心がけて回りのみんなを笑わせられる様になれたらいいなと思いました。
最後に職業体験を受けてくださった、介護の職員の皆様、スタッフの皆さんやさしく、丁寧に指導していただきましてありがとうございました。